和歌文学研究
「和歌文学研究」投稿規定
(投稿資格)1. 本誌への投稿は会員に限ります。
(投稿内容)
2. 投稿論文の内容は、和歌文学並びに和歌に関係深い諸科学の助長発達に寄与するもので、未発表の研究論文に限ります。なお、ウェブ上に公開したものは既発表とみなします。
(投稿分量)
3. 原稿枚数は、図表を含めて総文字数15,000字以内とします。
(投稿方法)
4. 投稿論文には、400字程度の要旨・キーワード5語・氏名・氏名読み・所属を添え、論文の総文字数を明記してください。図表を含む場合は、図表が『和歌文学研究』誌面でおおよそ何頁分になるかを示してください。
5. 論文と上記のすべてを記録したUSB、CD、DVDなどの外部メモリー、A4判に本文・注とも40字×40行で縦書き印字したものを添えて、事務局まで郵便や宅配便などでお送りください。なお、メールアドレスのない方、メディアの提供ができない方は、事務局まで事前にご相談ください。
(締め切り)
6. 投稿の締め切りは5月31日、11月30日の年二回とします。
(査読)
7. 投稿された論文は、論文ごとに複数の査読委員により査読を行い、それに基づいて編集委員会で審議し、以下の四区分のどれに該当するかを決定します。また、査読結果はすみやかに投稿者に連絡します。
①採用:原則として次の号に掲載します。
②修正採用:掲載を前提に部分的な修正を投稿者に求め、編集委員会がその修正を確認できた場合は掲載します。
③不採用(再投稿を促す):ただちに採用はできないが、部分的または全般的な手直しによって採用に値する論文になる可能性があると判断された論文には、投稿者に対して編集委員会によるコメントやアドバイスを伝えます。
④不採用:原則としてコメントを付しません。
8. 投稿論文の原稿や同封されたメモリーなどは一切お返ししません。
(著作権)
9. 本誌に掲載された論文などの著作権は、投稿者に帰属しますが、本学会は本誌に掲載された論文などを電子化し、複製及び公開する権利を有するものとします。
10. 論文掲載に関わる論文内の著作権、掲載許可等の権利処理(ウェブ上でのリポジトリ等によるPDF形式等での公開を含む)は著者が負うものとします。
(2020年11月21日改正)
○投稿論文送付先
〒162-0052 東京都新宿区戸山1‐24‐1
早稲田大学文学学術院 兼築信行研究室内
『和歌文学研究』編集委員会
『和歌文学研究』収載論文 総目次(創刊号〜最新号)
※本サイトはJIS漢字により表記されています。字体によっては正字と異なる場合もあります。
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第129号 | 2024.12 | |
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〔論文〕 | ||
浅田徹 | 女性和歌史における平安時代後期の意味-和歌史の見えない部分について- | 1 |
大貫正皓 | 『高光集』西本願寺本巻末九首と『多武峯少将物語』 | 11 |
堀下翔 | 「汽車』考-与謝野鉄幹『東西南北』における字音語- | 26 |
〔名著探訪〕 | ||
高田祐彦 | 鈴木日出男著『古代和歌史論』 | 39 |
伊倉史人 | 平澤五郎著『金葉和歌集の研究』 | 46 |
〔新刊紹介〕 | ||
柏木由夫 | 川村晃生・柏木由夫・伊倉史人校注『金葉和歌集』 | 53 |
米田有里 | 田淵句美子・米田有里・幾浦祐之・齋藤瑠花著『阿仏の文〈阿仏の文・庭の訓〉注釈』 | 57 |
石澤一志 | 久保田淳・石澤一志・小山順子著『和歌文学大系 新後撰和歌集』 | 63 |
第128号 | 2024.6 | |
〔講演〕 | ||
加藤静子 | 藤原家経の家集を起点にしてー関白頼通時代における万葉集の摂取、歌会の動向ー | 1 |
〔シンポジウム〕「平安朝和歌文学の世界ー私家集・女房・物語ー」 | ||
横溝博 | 開催の趣旨と報告 | 9 |
瓦井祐子 | 物語の中の歌ことば | 13 |
諸井彩子 | 女房歌人が伝える文学作品ー私家集の成立と流通を中心にー | 19 |
高橋由記 | 頼通の後見と、和歌資料とー祐子内親王に関連してー | 25 |
〔論文〕 | ||
米田有里 | 源通親の『源氏物語』摂取ー『千五百番歌合』百首を中心に | 31 |
山本啓介 | 『愚秘抄』再考ー「後宇多院勅撰口伝」を手がかりに | 45 |
〔名著探訪〕 | ||
舟見一哉 | 西下経一著『古今集の傳本の研究』 | 58 |
木下華子 | 目崎徳衛著『中世文学論研西行の思想史的研究』 | 70 |
〔新刊紹介〕 | ||
家永香織 | 家永香織・小野泰央・鹿野しのぶ・舘野文昭・福田亮雄著『俊頼髄脳全注釈』 | 76 |
廣木一人 | 廣木一人・松本麻子著『連歌大観』第四巻 | 82 |
第127号 | 2023.12 | |
〔特別例会〕「『かながき万葉集』表裏一体の資料検討の試み」 | ||
田中大士 | 趣意 | 1 |
田中大士 | 仙覚以後の万葉集伝本と『かながき万葉集』 | 2 |
川上一 | 『かながき万葉集』紙背文書についてー三条西家の文書管理一端ー | 8 |
甲斐温子 | 『かながき万葉集』の本文についてー禁裏御本との関連からー | 17 |
〔論文〕 | ||
御手洗靖大 | 定家本『拾遺和歌集』の問題ー「くもかくれ」と「しまかくれ」ー | 25 |
小野泰央 | 藤原基俊の和歌と朗詠集 | 30 |
〔名著探訪〕 | ||
新美哲彦 | 橋本不美男著『原典をめざしてー古典文学のための書誌』 | 53 |
安井重雄 | 田中祐著『中世文学論研究』 | 58 |
〔新刊紹介〕 | ||
松本真奈美 | 久保田淳監修・近藤みゆき・松本真奈美著『後拾遺和歌集』 | 65 |
青木賜鶴子 | 青木賜鶴子・大口祐子著『伊勢物語古注釈大成 第七巻』 | 69 |
第126号 | 2023.06 | |
〔シンポジウム〕「うた/絵/物語」 | ||
渡邉裕美子 | 企画・開催報告 | 1 |
渡部泰明 | 境界を越えて | 4 |
田渕句美子 | 和歌のアンソロジー―「男歌」「女歌」、そして歌仙絵の観点から― | 8 |
井並林太郎 | 歌仙絵と似絵の創成―うた/絵/物語が交差する場としての歌林苑― | 14 |
小嶋菜温子 | 幻の「源氏物語絵巻」にみる注釈的絵画―絵と物語そして歌のあわい― | 20 |
〔論文〕 | ||
田口暢之 | 特殊な沓冠歌―源俊頼と順徳院を中心に― | 26 |
〔名著探訪〕 | ||
加藤弓枝 | 佐佐木信綱著『近世和歌史』 | 42 |
〔新刊紹介〕 | ||
徳原茂実 | 徳原茂実著『後撰和歌集』 | 30 |
倉田実 | 小町谷照彦・倉田実校注『拾遺和歌集』 | 38 |
第125号 | 2022.12 | |
〔論文〕 | ||
金亜奇 | 進子内親王伝記考―「萩原殿内親王」と南北朝期の京極派 | 1 |
〔名著探訪〕 | ||
久保木秀夫 | 福井久蔵著『大日本歌書綜覧』 | 14 |
滝川幸司 | 小沢正夫著『古今集の世界 増補版』 | 21 |
〔新刊紹介〕 | ||
武井和人編著『校本 式子内親王集』 | 30 | |
長谷川哲夫著『定家卿百番自歌合評釈』 | 38 | |
中川博夫著『中書王御詠新注』 | 44 | |
第124号 | 2022.06 | |
〔講演・対談〕 | ||
久保田淳 | 歌を読む | 1 |
久保田淳・渡部泰明 | ローズバッドを探して | 8 |
〔論文〕 | ||
村瀬空 | 『為家家百首』と『日吉社撰歌合』の成立 | 21 |
〔名著探訪〕 | ||
田中大士 | 佐佐木信綱ほか編『校本万葉集』 | 35 |
小川剛生 | 井上宗雄著『中世歌壇史の研究 南北朝期』附「改訂新版」補訂 | 41 |
〔新刊紹介〕 | ||
久保木哲夫・加藤静子著『藤原頼宗集 師実集 全釈』 | 60 | |
岩下紀之監修、日比野浩信ほか編著『連歌断簡資料集』 | 66 | |
安井重雄責任編集『蘆庵本歌合集』 | 72 | |
第123号 | 2021.12 | |
景井詳雅 | 非仙覚本の『万葉集』訓読の一様相―参考資料としての『古今和歌集』― | 1 |
第122号 | 2021.06 | |
〔講演〕 | ||
櫻井陽子 | 望郷の歌―『平家物語』の一側面をうかがう― | 1 |
金文京 | 中国文学から見た和歌の位相 | 9 |
高野晴代 | 散文における贈答歌 | 15 |
〔上代文学会・和歌文学会 合同シンポジウム〕 | ||
万葉と平安和歌―推移をどう見るか― | 23 | |
福田智子 | 『古今和歌六帖』が目指したもの―万葉歌を通して― | 24 |
浅田徹 | 命令表現の推移―万葉から古今へ― | 32 |
鈴木宏子 | つなぐこと/つながること―合同シンポジウムの司会をつとめて― | 38 |
〔論文〕 | ||
伊永陽子 | 平安時代の歌合における服飾の展開―十世紀から十一世紀半ばまで― | 42 |
瓦井裕子 | 御子左家の『源氏物語』摂取歌と依拠本文 | 55 |
第121号 | 2020.12 | |
甲斐温子 | 西本願寺本『万葉集』の貼紙と『万葉類葉抄』―付訓の様相をめぐって― | 1 |
小橋龍人 | 「うゑしうゑば」考―古今集二六八番業平歌異文に関する一考察― | 16 |
枡見テルヱ | 尽日詠の夕月夜・有明の月に関する試論―『古今和歌集』『後撰和歌集』秋歌下巻末貫之歌の解釈― | 31 |
荒井洋樹 | 賀茂臨時祭と和歌―延喜六年内裏月次屏風をめぐって― | 44 |
加藤裕子 | 『源頼実集』(故侍中左金吾家集)伝本考―第三類百家歌集本系統の意義― | 58 |
金子英和 | 『出観集』の編者と編纂目的―八四六番歌を端緒として― | 70 |
第120号 | 2020.06 | |
〔講演〕 | ||
鈴木徳男 | 『俊頼髄脳』の中の経信――六条源家の歌学―― | 1 |
山本登朗 | 『古今集』の中の『伊勢物語』 | 8 |
〔論文〕 | ||
吉井祥 | 「和す」ということ――古代において返歌はいかに記されたか―― | 14 |
家永香織 | 『小侍従集』伝本考 | 28 |
黒田彰子 | 色葉和難集草稿本再考――増補資料としての本伝集に及ぶ―― | 42 |
舘野文昭 | 身分と表現の問題をめぐる中世歌学史――歌学書・歌合判詞の言説から―― | 53 |
田坂憲二 | 吉井勇の幻の歌集『神杉』と〈決戦歌集〉 | 67 |
第119号 | 2019.12 | |
金子英和 | 『御室五十首』の述懐歌―賢清・顕昭・禅性を中心に― | 1 |
板野みずえ | 新古今時代における寂蓮―『八雲御抄』『京極中納言相語』の寂蓮詠批判をめぐって― | 15 |
渡邉裕美子 | 宇都宮泰綱の和歌活動 | 28 |
第118号 | 2019.06 | |
〔講演〕 | ||
辻勝美 | 鴨長明の旅と和歌 | 1 |
豊島秀範 | 物語中和歌の増減と表現の異同―狭衣物語を中心に― | 8 |
松尾葦江 | 『平家物語』の表現―叙事に泣くということ― | 24 |
〔論文〕 | ||
溝端悠朗 | 元永元年十月二日内大臣忠通歌合考―「両判」という行事形態をめぐって― | 32 |
穴井潤 | 『故刑部卿詠』考―平忠盛家集の編纂意識をめぐって― | 47 |
第117号 | 2018.12 | |
古澤彩子 | 元暦校本万葉集代赭書き入れの研究 | 1 |
川上一 | 文明十四年将軍家千首について―足利義尚歌壇における意義と後世への影響― | 15 |
第116号 | 2018.06 | |
〔講演〕 | ||
伊藤一彦 | 若山牧水のあくがれ~その歌言葉と韻律の特色 | 1 |
兼築信行 | 公開シンポジウム「古典和歌と近現代短歌―研究と実作―」報告 | 8 |
〔論文〕 | ||
川崎美穏 | 戦国期の詩歌百首―「亀岡文殊堂奉納詩歌百首」について― | 14 |
松澤俊二 | 「旧派」歌人の出版戦略―大日本歌道奨励会と幹事大町壮をめぐって― | 30 |
第115号 | 2017.12 | |
吉井 祥 | 平安前期における哀傷歌の展開 | 1 |
北原圭一郎 | 六条御息所「袖ぬるる」と光源氏「浅みにや」の贈答歌―『源氏物語』の贈答歌と人物描写の方法をめぐって― | 15 |
小山順子 | 藤原定家の歌歴における『内裏名所百首』 | 29 |
第114号 | 2017.06 | |
〔講演〕 | ||
藤原克己 | 「ありのすさび」―詩〈うた〉のさかえぬ国のことば― | 1 |
廣木一人 | 榊原忠次・政房の池之端屋敷―林家・脇坂安元・松平忠房などとの文学交流の場― | 7 |
寺島恒世 | 後鳥羽院と定家と順徳院―「有心」の定位をめぐって― | 13 |
〔論文〕 | ||
小林賢太 | 『小侍従集」の構想―雑部を中心として | 19 |
第113号 | 2016.12 | |
〔発表特集〕日本語学研究からみる和歌文学 | ||
佐藤明浩 | 〈趣旨〉 | 1 |
岡崎真紀子 | 『毘沙門堂本古今集注』に現れた語学的方法 | 2 |
小田 勝 | 和歌の日本語学的研究の課題 | 9 |
山本真吾 | 古語辞典における歌論用語の扱いについて | 15 |
浅田 徹 | 質疑部分の司会を担当して | 22 |
〔論文〕 | ||
鈴木徳男 | 『俊頼髄脳』〈短連歌作品集成〉考 | 25 |
太田克也 | 正治奏状の諸本と伝来 | 39 |
第112号 | 2016.06 | |
〔シンポジウム〕和歌を学び、教えるということ | ||
青木太朗 | 〈趣旨〉 | 1 |
石塚 修 | 国語科教育からみた和歌指導のゆくえ | 2 |
渡辺 健 | 教育現場での体験を踏まえて | 9 |
渡部泰明 | 和歌をつくる | 16 |
〔論文〕 | ||
田口暢之 | 藤原顕季の古歌摂取意識―『万葉集』と『伊勢物語』を中心に | 21 |
小山順子 | 「主ある詞」と本歌取り | 37 |
大山和哉 | 中院通茂『未来記』『雨中吟』講釈の意義― | 50 |
第111号 | 2015.12 | |
田中智子 | 曾禰好忠の「つらね歌」 | 1 |
太田克也 | 藤原教長の初学期の周辺―興福寺歌壇との関わりを中心に― | 14 |
第110号 | 2015.6 | |
久保木哲夫 | 「たなばた」―語義の変容― | 1 |
舟見一哉 | 清輔本『拾遺和歌集』の残痕―定家本の生成に及ぶ― | 11 |
浅田徹 | 中世後期法楽定数歌の機能について―速詠化、続歌との「棲み分け」― | 26 |
日高愛子 | 実隆五十首の成立と道堅 | 40 |
第109号 | 2014.12 | |
板野みずえ | 藤原良経の歌壇活動―歌題設定を中心に― | 1 |
伊倉史人 | 為重注と兼好注―南北朝期の二つの古今集注釈書の関係について― | 15 |
第108号 | 2014.6 | |
舟見一哉 | 清輔本・定家本『後拾遺和歌集』の復元試論―陽明文庫本・千種切・寂恵本勅撰集から― | 1 |
久保木秀夫 | 二十巻本類聚歌合成立試論 | 14 |
福留瑞美 | 俊成五社百首における漢籍の影響―春日社百首の特異性を見る― | 26 |
田口暢之 | 俊成卿女の初学期の詠法―千五百番歌合百首を中心に― | 41 |
田中仁 | 渡忠秋の経歴と和歌―明治期の活動を中心に― | 55 |
第107号 | 2013.12 | |
谷知子 | 賀茂祭と和歌 | 1 |
森田直美 | 平安中・後期の女房装束に見る「歌絵意匠」考 | 14 |
岡崎真紀子 | 院政期における歌学と悉曇学―音韻相通説をめぐって― | 27 |
渡邉裕美子 | 『千載和歌集』成立をめぐる諸問題―俊成本『春記』紙背文書の再検討― | 41 |
山本啓介 | 後柏原天皇時代の内裏月次和歌―作風と「談合」― | 55 |
第106号 | 2013.6 | |
隋源遠 | 平安朝における年内立春詠の展開 | 1 |
古田正幸 | 『安法法師集』人物考─「ひこの少将」源時中の想定を中心に─ | 14 |
家永香織 | 藤原俊成の題詠歌─「まはして心をよむ」方法を中心に─ | 27 |
高柳祐子 | 歌人式子内親王の揺籃期をめぐって | 39 |
小川剛生 | 足利義尚の私家集蒐集とその伝来について | 52 |
第105号 | 2012.12 | |
久保木哲夫 | 「若狭守通宗朝臣女子達歌合」の主催者ならびに名称 | 1 |
鈴木徳男 | 定家と『俊頼髄脳』 | 10 |
藏中さやか | 頓阿日次家集(陽明文庫蔵)の検討 | 24 |
第104号 | 2012.06 | |
諸井彩子 | 大弐三位藤原賢子の出仕時期―女房呼称と私家集から― | 1 |
久保木秀夫 | 伝藤原公任筆歌集残簡と「廿巻本歌合巻の特殊な一群」―永延二年藤原実資後度歌合に関する古筆資料をめぐって― | 15 |
渡辺健 | 後鳥羽院の『千五百番歌合』秋二・秋三判歌について―同時代歌人からの表現摂取― | 25 |
舘野文昭 | 藤原定家における三代集注釈書―『僻案抄』の位相をめぐって― | 39 |
スピアーズ スコット | 惟宗光吉とその生涯―『惟宗光吉朝臣集』を通して― | 54 |
第103号 | ||
長谷川哲夫 | 『百人一首』俊成歌の解釈―俊成の作意と定家の理解― | 1 |
茅原雅之 | 藤原家_の『新勅撰和歌集』入集歌―『家_卿百番歌合』との関係― | 13 |
田代一葉 | 「寄絵恋」の系譜 | 27 |
第102号 | ||
岩佐美代子 | 「しほる」考 | 1 |
黒田彰子 | 和歌童蒙抄はいかなる歌学書か | 13 |
第101号 | ||
福田孝 | 承保三年奥書本『後撰和歌集』について | 1 |
樋口百合子 | 『歌枕名寄』の「裏書」注について | 22 |
第100号 | ||
野本留美 | 『経盛集』と奉納―寿永百首をめぐる一考察― | 1 |
前田雅代 | 藤原良経「院第三度百首」における並列表現 | 14 |
山本啓介 | 飛鳥井家の和歌会作法伝授―『和歌条々』を中心に― | 27 |
第99号 | ||
江草弥由起 | 『物語二百番歌合』の成立をめぐって―宣陽門院との関わりを軸に― | 1 |
田中仁 | 近世追悼長歌における先行表現の摂取―油谷倭文子追悼長歌群を例に― | 12 |
第98号 | ||
富原カンナ | 「日本挽歌」試論 | 1 |
景井詳雅 | 『綺語抄』と『類聚古集』 | 13 |
錺武彦 | 『資平集』の「古集」十首について―源資平の『白氏文集』受容― | 29 |
大石真由香 | 北村季吟『万葉集秘訣』の意義 | 43 |
第97号 | ||
田島智子 | 拾遺和歌集と屏風歌―夏部の配列をめぐって― | 1 |
森田直美 | 「紫の雲」考―それは何時「聖衆来迎の雲」となったのか― | 14 |
武田早苗 | 重之女百首試論―編纂意識を中心に― | 30 |
久保木哲夫 | 『頼輔集』考―寿永百首家集と『月詣和歌集』― | 47 |
丸山陽子 | 『伊勢新名所絵歌合』の新名所設定と成立意図―法楽としての歌合― | 58 |
一戸裕司 | 大正初期歌壇における後期印象派受容―前田夕暮を中心にして― | 72 |
第96号 | ||
宇津木言行 | 西行伝再考―「菩提院前斎宮」と初度西国の旅― | 1 |
丹下暖子 | 『建礼門院右京大夫集』資盛・隆信歌群の再検討―「色好むと聞く人」をめぐって― | 15 |
岩佐美代子 | 為家の和歌―住吉社・玉津嶋歌合から詠歌一躰へ― | 28 |
山本啓介 | 「続歌」とは何か―和歌会作法書を手がかりに― | 42 |
川崎佐知子 | 近衛基〓の書物交流 *〓は「熈」の「丿」が「冫」 | 56 |
第95号 | ||
景井詳雅 | 『人麿集』の『万葉集』享受―一類本上巻の場合― | 1 |
安井重雄 | 道因勧進『住吉社歌合』『広田社歌合』の詠歌の性格 | 18 |
スピアーズ スコット | 『勅撰作者部類』の諸問題―その改編を中心に― | 32 |
第94号 | ||
浜中祐子 | 『口伝和歌釈抄』から『綺語抄』へ―初期歌語注釈書の生成― | 1 |
寺島恒世 | 隠岐本新古今和歌集の削除歌―基準の認定について― | 14 |
野呂香 | 正保版本『歌仙家集』書入本の分類―契沖書入本と冨士谷校本と― | 31 |
田代一葉 | 香川景樹の画賛―歌日記を中心に | 44 |
第93号 | ||
紙宏行 | 俊成『古今問答』考 | 1 |
日比野浩信 | 伝慈円筆『公経集』切について | 12 |
片山享 | 『新古今和歌集』賀部・大嘗会754・755歌について―拮抗する二系統諸本― | 25 |
石澤一志 | 坂上本『新古今和歌集』―六条宮本系隠岐本とその性格― | 36 |
小山順子 | 『内裏名所百首』四季部の設題と名所表現 | 48 |
鹿野しのぶ | 『和歌書様』『和歌会次第』書写にみる冷泉為秀の〈家説〉形成の過程 | 61 |
伊藤達氏 | 小沢蘆庵の同情・新情説 | 76 |
第92号 | ||
和歌文学会創設五十周年記念エッセイ | 1 | |
石井裕啓 | 古今集仮名序の六義 | 13 |
高野瀬惠子 | 令子内親王家の歌人肥後―『肥後集』以後の和歌活動― | 25 |
松野陽一 | 俊成の「撰集のやうなるもの」再考 | 39 |
名木橋忠大 | 新古今的表現の近代―象徴詩概念の移入― | 49 |
第91号 | ||
田中大士 | 広瀬本万葉集の信頼性 | 1 |
山口和美 | 『匡房集』の成立と編纂方法 | 14 |
佐藤道生 | 平安後期の題詠と句題詩―その構成方法に関する比較考察― | 25 |
山本啓介 | 和歌会における作法―作法書『和歌秘伝聞書』について― | 39 |
第90号 | ||
松田聡 | 大伴家持の依興歌―家持歌日記の問題として― | 1 |
武田早苗 | 和泉式部続集日次詠歌群をめぐって―和泉式部日記と日次詠歌群と― | 15 |
松本麻子 | 『雲玉和歌抄』から見る関東歌壇 | 28 |
第89号 | ||
田中大士 | 長歌訓から見た万葉集の系統―平仮名訓本と片仮名訓本― | 1 |
尾高直子 | 和泉式部続集「日本歌群」の表現―歌語「みどりの紙」「風の音」から― | 12 |
小山順子 | 藤原良経『六百番歌合』恋歌における漢詩文摂取 | 25 |
村尾誠一 | 後鳥羽院御口伝の執筆時期再考 | 37 |
田代一葉 | 清水浜臣『泊〓舎集』の画賛 *〓は「水」に「百」 | 49 |
第88号 | ||
岡崎真紀子 | 仏典・歌詠・歌学―源俊頼における仏教享受をめぐって― | 1 |
高柳祐子 | 晩年の式子内親王 | 16 |
錺武彦 | 『藤谷和歌集』について | 28 |
久保木秀夫 | 天理大学附属天理図書館蔵「類聚歌苑巻第十三」解題・翻刻 | 41 |
第87号 | ||
宇津木言行 | 西行『聞書集』の成立 | 1 |
安井重雄 | 俊成判詞「其時も老僧ゆるさず」について | 14 |
石澤一志 | 『実兼集』の成立とその性格 | 27 |
伊藤達氏 | 小澤蘆庵における詩経題について―自筆本『六帖詠藻』を中心に― | 38 |
第86号 | ||
當麻良子 | 歌語「まつかさ」考 | 1 |
深谷秀樹 | 拾遺集の物名歌と藤原輔相―食物を詠んだ歌をめぐって― | 14 |
_本倫子 | 俊成卿女の『狭衣物語』摂取について―後鳥羽院歌壇期の詠作を中心に― | 23 |
内田澪子 | 国立歴史民俗博物館蔵・田中穣氏旧蔵『西行物語』考 | 34 |
鈴木健一 | 賀茂真淵の古今集 | 50 |
第85号 | ||
青柳隆志 | 明治初年の歌会始―和歌御会始から近代歌会始への推移― | 1 |
樋口芳麻呂 | 藤原隆信とその家集 | 12 |
山本啓介 | 『新古今集』時代に見られる新種の字余り歌について―西行歌を中心に― | 26 |
第84号 | ||
岩佐美代子 | 「春かけて」考―中世同種表現詠の解釈に及ぶ― | 1 |
笹川博司 | 藤原惟成生没年攷―付・年譜― | 11 |
淺井ちひろ | 「蜻蛉巻」四月十日の薫の歌「しでのたをさ」をめぐって | 26 |
上野順子 | 『奥入』攷―「引歌」から「本歌取」へ― | 36 |
第83号 | ||
青木太朗 | 『古今和歌六帖』の配列をめぐって―編纂意識の一側面― | 1 |
久保木秀夫 | 『深窓秘抄』に関する古筆資料二点―伝源俊頼筆断簡・深窓秘抄目録― | 15 |
上野正史 | 基俊判詞における「やさし」の対人性評価 | 26 |
平野多恵 | 明恵の西行歌受容 | 35 |
小林大輔 | 長舜と二条家和歌所 | 46 |
伊藤敬 | 『公宴続歌』―十五・六世紀宮廷和歌史稿―小番衆・三条家・月次御会のことども | 56 |
第82号 | ||
新川雅朋 | 光源氏と軒端の荻の贈答歌 | 1 |
名子喜久雄 | 九条道家の『後鳥羽院百首』について―「雑部」に託されたものを中心に― | 11 |
酒井茂幸 | 烏丸光胤の草庵和歌集注釈 | 24 |
第81号 | ||
権赫仁 | 現存本『村上御集』に見る二部構成 | 1 |
今野厚子 | 『拾遺集』巻第二十哀傷の釈教歌群への一視点―『摩詞止観』と配列構成― | 11 |
白石佳和 | 語りと歌をつなぐ「かつは」―古今集から源氏物語へ― | 21 |
黒田彰子 | 貧道集の歌題詠 | 32 |
小倉真理子 | 「牡丹花」考―木下利玄『一路』の性格― | 42 |
第80号 | ||
中野方子 | 古今集歌人と仏教語―法会の歌― | 1 |
山本章博 | 寂然『法門百首』の形成と受容 | 14 |
福留温子 | 新勅撰集「世をさまり」「たのしきことのは」の場の表出: | 24 |
中條敦仁 | 『続千載和歌集』諸本論 | 39 |
平田英夫 | 「こもり江の初瀬」の生成―中世和歌における万葉世界の展開― | 51 |
西田正宏 | 三十六人集の注釈をめぐって―幽齋と貞徳、その歌学の特徴など― | 62 |
第79号 | ||
小柳淳子 | 兼輔集に見る部類意識―書陵部蔵本兼輔集と部類名家集本兼輔集とを比較して― | 1 |
久保木秀夫 | 大斎院御集原態試論―栄花物語「殿上の花見」年次考証から― | 12 |
中周子 | 大弐三位賢子の和歌における『源氏物語』享受の一様相 | 23 |
三原まきは | 禖子内親王家歌合の基礎的研究―開催年次再考― | 35 |
海野圭介 | 僻案抄の伝本と生成 | 45 |
第78号 | ||
佐田公子 | 蝉の羽の夜の衣は薄けれど―古今和歌集雑歌上876番歌の位置― | 1 |
植木朝子 | 道因法師小考―今様との関わりをめぐって― | 12 |
酒井茂幸 | 二条派和歌の表現方法―「うづもれて」の詠作史から― | 24 |
小川剛生 | 南北朝期の和歌御会始について | 35 |
第77号 | ||
村瀬憲夫 | 田辺福麻呂歌集歌の採録―万葉集の編纂― | 1 |
今野厚子 | 『拾遺集』巻第五賀の再検討―賀歌に見る編纂意識― | 11 |
武田早苗 | 『後拾遺集』編纂の一側面―撰者の身内尊重意識を軸に― | 22 |
浅田徹 | 教長古今集注と始発期古今伝授の問題 | 34 |
藤川晶子 | 『後撰集正義』の成立 | 44 |
田中康二 | 村田春海の歌論の形成―『越後人某に答ふる書』の位置― | 54 |
第76号 | ||
小野泰央 | 『大江千里集』「詠懐」部と「添ふる歌」―その表現と主題について― | 1 |
西山秀人 | 源順歌の表現―『古今和歌六帖』出典未詳歌との関連― | 10 |
芦田耕一 | 藤原清輔の詠歌と難義語 | 21 |
佐藤智広 | 宗尊親王『文応三百首』流伝考―『夫木抄』所載本文を手懸りとして― | 32 |
石澤一志 | 伝後宇多天皇筆「松木切」〈『兼行集』断簡〉について―その原本性と現存諸本との関係― | 40 |
第75号 | ||
林マリヤ | 和泉式部百首が描くもの | 1 |
福田智子 | 平祐挙の歌―一条朝和歌の一側面― | 11 |
田辺麻友美 | 『安嘉門院四条五百首』孜―『十六夜日記』との関わりを中心に― | 22 |
茅原雅之 | 藤原家隆の和歌―六百番歌合詠について― | 35 |
鈴木元 | 紅葉のふみ―年中行事歌合の一首から― | 46 |
第74号 | ||
津村正 | 平安朝歌会における賀題をめぐって | 1 |
金子英世 | 藤原長能の和歌について―好忠受容を中心に― | 15 |
小野美典 | 平家物語の和歌受容―覚一本と延慶本の伊勢物語関連記事から― | 27 |
速水淳子 | 式子内親王A・B百首雑部の構成 | 38 |
奥山陽子 | 源実朝と『最勝四天王院障子和歌』 | 47 |
加賀元子 | 天文期興福寺僧賢忍房良尊をめぐる和歌環境―興福寺良尊一筆大般若経の奥書記載和歌より― | 56 |
第73号 | ||
日比野浩信 | 『奥義抄』古筆切の検討―その本文と流布― | 1 |
藏中さやか | 原撰本『和歌一字抄』上巻の基礎的考察 | 12 |
平田英夫 | 二条派歌人の万葉語摂取について―「かひや」を中心に― | 27 |
第72号 | ||
山本令子 | 『宇津保物語』春日社頭和歌に関する一考察 | 1 |
田島智子 | 道長と屏風歌―長保三年東三条院詮子四十賀屏風を申心に― | 16 |
長澤さち子 | 千五百番歌合における二条院讃岐の歌―古典摂取と同時代歌人からの影響について― | 29 |
浅田徹 | 顕註密勘の識語をめぐって | 41 |
兼築信行 | 『拾葉和歌集』について | 52 |
第71号 | ||
加藤幸一 | 紀貫之の表現―同時代における類似表現との比較から― | 1 |
中野方子 | 貫之歌と漢詩文―閨怨詩の影響― | 13 |
青木太朗 | 『古今和歌六帖』の出典をめぐって―『貫之集』との比較を通して― | 24 |
小野泰央 | 『元輔集』と同時代和歌―漢詩文表現の浸透度を中心として― | 40 |
有馬俊一 | 冷泉家時雨亭文庫所蔵「後光厳宸翰」書状并「二条良基自筆」前左兵衛督宛十二月十四日付書状存疑―「文和年間勅撰企画」をめぐって― | 49 |
第70号 | ||
滝川幸司 | 古今和歌集の勅撰性について―二番貫之歌の位置をめぐって― | 1 |
田中幹子 | 『源氏物語』初音の巻の明石の君について―「谷のふる巣をとへる鶯」歌の解釈を中心に― | 14 |
田渕句美子 | 藤原長綱伝記拾遺 | 28 |
井上宗雄 | 『再昌』の基礎的考察―柳沢文庫本の紹介を兼ねて― | 38 |
第69号 | ||
杉田まゆ子 | 公任の釈教歌―維摩経十喩歌その発生の機縁― | 1 |
吉見健夫 | 『源氏物語』作中和歌の表現と方法―玉鬘巻の和歌をめぐって― | 14 |
宇佐美眞 | 『千載和歌集』夏部の山時鳥歌―実情と観念とをめぐる問題について― | 29 |
宮川葉子 | 三条西実隆の玄清への古今伝授―「古今伝授切紙」を手掛かりに― | 40 |
部矢祥子 | 辞世の成立と展開―中世和歌の一様相― | 51 |
第68号 | ||
田中大士 | 天平宝字二年二月依興宴歌の論―万葉集終末期の家持― | 1 |
山崎桂子 | 惟明親王歌逸文考証 | 15 |
唐沢正実 | 新勅撰和歌集と順徳院―『順徳院御百首』の成立をめぐって― | 27 |
小川剛生 | 宗尊親王和歌の一特質―「六帖題和歌」の漢詩文摂取をめぐって― | 40 |
片山亨 | 『新古今抜書抄』考 | 49 |
鈴木健一 | 中院通勝〈句題五十首〉論 | 61 |
第67号 | ||
笹川博司 | 古今集「み山」の解釈をめぐって―古代和歌から中世和歌へ― | 1 |
植木朝子 | 歌語「柴車」小考―『梁塵秘抄』所収今様にふれて― | 14 |
村上さやか | 崇徳院句題百首考 | 24 |
小島裕子 | 西行の和歌に見る歌謡的世界―『山家集』「朝日まつ程は闇にや迷はまし」―の歌から | 43 |
上野順子 | 正治・建仁期の影供歌合について―土御門通親を中心に― | 56 |
渡邉裕美子 | 新古今時代の「宇治の橋姫」詠について | 71 |
第66号 | ||
小柳淳子 | 公任と寺門の僧侶たち―『公任集』一四七―一五二番歌の背景― | 1 |
浅田徹 | 俊成本古今集試論―伝本分立の解釈私案― | 13 |
今関敏子 | 定家所伝『金槐和歌集』の恋歌―配列構成をめぐって― | 24 |
稲田利徳 | 兼好と道我の贈答歌―「兼好自撰家集」の一齣― | 37 |
神作研一 | 香川宣阿の家集について | 46 |
第65号 | ||
鈴木宏子 | 〈忘る〉〈忘れず〉の歌―類句から歌ことばへ― | 1 |
津村正 | 鳥羽・後白河院政期の歌会での題者の在り方 | 12 |
福留温子 | 新勅撰集の配列方法―春上の巻の桜歌群をめぐって― | 24 |
秦澄美枝 | 和歌と連歌の接触―実隆・宗長・統秋をめぐって― | 37 |
田中康二 | 村田春海の『美濃の家づと』批判―『ささぐり』の成立とその位置をめぐって― | 51 |
第64号 | ||
西山秀人 | 源順歌の表現―好忠および河原院周辺歌人詠との関連― | 1 |
金子英世 | 『千穎集』の位置―初期百首との関係を中心に― | 14 |
杉田まゆ子 | 『公任集』の敬語表現―成立との関連から― | 26 |
武田早苗 | 『後拾遺集』作者表記についての一考察 | 43 |
芦田耕一 | 藤原清輔の「公通家十首会」への参加をめぐって | 58 |
蒲原義明 | 東山御文庫蔵和歌懐紙透写本について | 70 |
第63号 | ||
高野晴代 | 「仁和御屏風」再考―光孝朝屏風は、はたして存在したか― | 1 |
船崎多恵子 | 拾遺集作者たちばなのゆきより考 | 10 |
家永香織 | 『一品経和歌懐紙』について | 20 |
別府節子 | 「嘉元元年伏見院三十首歌」の新資料と考察 | 32 |
第62号 | ||
田中幹子 | 院政期歌学書の『和漢朗詠集』利用について―『和歌童蒙抄』を中心に― | 1 |
鈴木徳男 | 『詞花集』の「牡丹」について | 17 |
中村文 | 建春門院北面歌合をめぐって | 27 |
佐藤恒雄 | 大納言為家集の編纂 | 37 |
宮川葉子 | 詠源氏物語巻々和歌の系譜―源氏供養の伝流を軸として― | 54 |
神作研一 | 景樹和歌の一側面―『桂園一枝』116番歌私注 | 66 |
第61号 | ||
徳植俊之 | 菊歌攷―冬の菊歌をめぐって― | |
江頭百合子 | 大将御息所試論 | 12 |
小柳淳子 | 『公任集』円明寺行歌群をめぐる考察 | 24 |
林マリヤ | 『異本相模集』と『思女集』―その成立をめぐって― | 37 |
田中初恵 | 定家の源氏物語受容 | 45 |
吉海直人 | 百人秀歌型配列の異本百人一首について | 56 |
第60号 | ||
堀勝博 | 「鵲の渡せる橋に置く霜の」―百人一首家持歌の解― | 1 |
西村加代子 | 歌合判詞と和歌の創作―歌語「みがくれて」の論争を中心に― | 8 |
中田大成 | 題詠に於ける「まはして心を詠む」文字について | 18 |
佐々木孝浩 | 人麿影の伝流―影供料里海庄をめぐって― | 27 |
田中登 | 写本系『新明題和歌集』について | 36 |
第59号 | ||
高重久美 | 「橘為仲朝臣集」における問題―編年性をめぐって― | 1 |
滝沢貞夫 | 流布本「基俊集」の評価 | 11 |
浅田徹 | 秘府本万葉集抄について | 22 |
渡邉裕美子 | 俊成卿女にみられる同時代歌人の影響―「千五百番歌合」をめぐって― | 32 |
岩佐美代子 | 新出写本「永福門院百番御自歌合」―考察と翻刻― | 43 |
第58号 | ||
川村晃生 | 『新撰朗詠集』の和歌について | 1 |
藤田百合子 | 歌病観の問題―『毎月抄』の歌病観を軸にして― | 10 |
今関敏子 | 『金槐和歌集』試論―青年実朝の時間― | 26 |
田中登 | 別本宗尊親王御集について | 35 |
黒田一仁 | 古今栄雅抄と『八代集抄』古今集の部―『八代集抄』における古今伝授の影響力をめぐって― | 40 |
第57号 | ||
菊地仁 | 異郷譚を生みだす和歌 | 1 |
古谷範雄 | 「誹諧歌・物名歌」小考 | 11 |
木内郁子 | 『聞書集』十題十首釈教歌について | 25 |
有馬俊一 | 「准勅撰」概念の定立をめぐって | 38 |
鈴木健一 | 近世句題和歌と出版―歌題享受過程に関して― | 52 |
第56号 | ||
新藤協三 | 歌仙絵と歌仙略伝 | 1 |
水谷隆 | 紀貫之にみられる万葉歌の利用について | 10 |
渡辺晴美 | 元永二年七月十三日内大臣忠通歌合について―忠通家歌壇と顕季の交流を中心に― | 21 |
林浩平 | 京極派における浄土教的心性をめぐって―玉葉集・風雅集釈教部巻頭歌群の問題を中心に― | 32 |
高梨素子 | 『和歌題林抄』三類本の性格 | 41 |
第55号 | ||
徳原茂美 | 躬恒集第一類本成立考 | 1 |
武内はる恵 | 『後拾遺和歌集』の「題不知」をめぐって | 10 |
難波修 | 金槐和歌集について―定家本・貞享本の編纂意識をめぐって― | 20 |
今井明 | 和歌十体の位置 | 32 |
第54号 | ||
沢西稔子 | 元禄刊本「能因歌枕」地名の部についての考察 | 1 |
松野陽一 | 明和安永期江戸歌壇と渋谷室泉寺―伊藤松軒の周辺― | 12 |
井上豊 | 晩年における綾足の生活と芸境―『みちゆきぶり』を中心として― | 23 |
小倉真理子 | 「一本道」考―『あらたま』における改作の意味― | 34 |
川上新一郎・兼築信行 | 資料紹介陽明文庫蔵『清輔袋草紙』―新出巻末部分翻刻― | 45 |
第53号 | ||
浅田徹 | 『能因歌枕』の伝本について | 1 |
黒田彰子 | 和歌注釈をめぐって―和歌童蒙抄と和歌色葉― | 12 |
中村文 | 信西の子息達―成範・修範・静賢・澄憲を中心に― | 24 |
山村孝一 | 西住と西行 | 35 |
生澤喜美恵 | 「新勅撰集」の撰集―私家集尊重の姿勢をめぐって― | 46 |
田中隆裕 | 後西院の和歌・連歌活動について | 56 |
鈴木健一 | 霊元院歌壇の成立と展開 | 65 |
第52号 | ||
滝澤貞夫 | 勅撰和歌集の詞書について―古今和歌集の場合― | 1 |
清水婦久子 | 擬人法と叙景歌 | 13 |
川平ひとし・田村柳壹 | 『定家物語』読解と翻刻 | 23 |
松原一義 | 三条実量の和歌の新資料の報告―内閣文庫蔵「愚詠草」― | 37 |
田中仁 | 『筆のさが』と柏原正寿尼 | 47 |
第51号 | ||
柏木由夫 | 歌語「よは」について―後拾遺集を中心にして― | 1 |
平野由紀子 | 「だいわうの宮」考 | 14 |
渡辺晴美 | 忠通家歌壇形成に関する考察―先行歌壇との関連について― | 25 |
綿抜豊昭 | 猪苗代兼与の古今伝授 | 36 |
小倉真理子 | 『赤光』における故郷詠―「木こり」の成立をめぐって― | 46 |
第50号 | ||
田中直 | 勅撰集と〈死〉の主題―『古今集』『拾遺集』の哀傷歌配列から― | 1 |
川村裕子 | 朝忠達の交遊―延喜九年から天慶九年― | 14 |
吉本隆志 | 源氏物語に於ける和歌の変質―通達の手段による類別を視点として― | 26 |
川上新一郎 | 陽明文庫蔵『清輔袋双紙』考 | 36 |
石川暁子 | 歌林苑をめぐる歌人たち | 46 |
崎佳枝 | 句題和歌の系譜―三条西実隆から小沢蘆庵へ―岩 | 57 |
第49号 | ||
久保木寿子 | 和泉式部後半期の詠歌環境―和泉式部正集E2歌群の検討― | 1 |
鳥井千佳子 | 清輔本古今集の性格 | 12 |
山田洋嗣 | 「和歌童蒙抄」の注釈―「古歌」の問題を中心として― | 22 |
唐沢正実 | 『順徳院御百首』の「裏書」について | 34 |
紙宏行 | 親句・疎句説の形成と展開 | 47 |
簗瀬一雄 | 『法のえ』及び『獅子巌集』の批評―涌蓮研究の内― | 57 |
第48号 | ||
岡内弘子 | 人麻呂「献呈挽歌」の論 | 1 |
久保木哲夫 | 現存本『清慎公集』とその成立―『義孝集』『伊勢大輔集』との混態― | 12 |
藤平泉 | 「如願法師集」の成立について | 22 |
黒田彰子 | 建長八年百首歌合と基家―逸翁美術館蔵『百首歌合』をめぐって― | 34 |
片山亨 | 『新古今和歌集註』について | 42 |
第47号 | ||
工藤重規 | 『古今集』の「おほかたは」の解釈 | 1 |
山崎節子 | 陽明文庫蔵「赤人」について | 8 |
満田みゆき | 大江嘉言の和歌追考―大江公資・藤原定頼との関係をめぐって― | 24 |
井上宗雄 | 白河殿七百首の基礎的考察―伝本と成立とを中心に― | 34 |
第46号 | ||
吉川栄治 | 古歌と『万葉』―『新撰万葉集』序文の検討― | 1 |
林マリヤ | 異本赤染衛門集の成立と編者 | 12 |
大伏春美 | 『雲葉和歌集』について―歌人構成と撰集資料を中心として― | 20 |
安田徳子 | 「続古今和歌集」賀部の考察―撰集意図との関わりをめぐって― | 30 |
第45号 | ||
渋谷栄一 | 拾遺集の美意識についての一考察―藤の花の歌の部立を中心として― | 1 |
山本一 | 拾玉集巻四の草稿歌―正治・建仁・元久期について― | 13 |
井喬 | 『土御門院御集』について藤 | 21 |
中周子 | 京都大学図書館本『古今集為明抄』の成立とその性格 | 30 |
第44号 | ||
田中喜美春 | 古今集賀歌論 | 1 |
武内はる恵 | 「相模集」をめぐる問題―「思女集」の成立について― | 10 |
岩佐美代子 | 二十一代集各巻の巻頭・巻軸歌作者とその玉葉集における特色付、「定成朝臣筆玉葉集正本」考 | 16 |
小高道子 | 東常縁の古今伝授―伝授形式の成立― | 31 |
第43号 | ||
赤羽学 | 『源順集』の双六盤歌の解読 | 1 |
高城功夫 | 松屋本『山家集』について | 7 |
石川泰水 | 式子内親王の『第一の百首』と定家の初期の作品 | 21 |
第42号 | ||
新藤協三 | 西本願寺本系能宣集成立考 | 1 |
川村晃生 | 『後拾遺集』巻頭歌群をめぐって | 13 |
川上新一郎 | 賀茂社家の歌人たち | 22 |
神谷敏成 | 『閑居百首』について | 31 |
黒田彰子 | 歌人藤原基家の初期―雲葉集編纂までの活動― | 38 |
杉浦清志 | 『後普光園院殿御百首』の諸本 | 47 |
第41号 | ||
草野美智子 | 藤原定家と松浦宮物語 | 1 |
三村晃功 | 高松宮家本『大納言為定集』の成立 | 11 |
中川美奈子 | 新古今和歌集聞書について | 18 |
中村一基 | 本居宣長の玉葉・風雅〈異風〉論 | 25 |
松野陽一 | 江戸堂上派歌人の系譜とその和歌史的意義 | 32 |
第40号 | ||
大洋和俊 | 古今集の時間―四季の部をめぐって― | 1 |
安藤太郎 | 藤原道信集成立事情の一断面 | 8 |
石川一 | 青蓮院本拾玉集の成立について | 15 |
第39号 | ||
西澤美仁 | 西行の自問自答歌―行尊から西行へ・序説― | 1 |
大伏春美 | 元久詩歌合について | 9 |
第38号 | ||
安田徳子 | 「人麿集」の伝来―「万代集」人麿歌の検討を中心に― | 1 |
川上新一郎 | 『新撰朗詠集』と三奏本『金葉集』―『玄々集』の受容について― | 9 |
武井和人 | 『前斎院百首』考―式子内親王推敲の可能性をめぐって― | 15 |
第37号 | ||
久保木寿子 | 紫式部集の構成と主題 | 1 |
平野由紀子 | 能因の「想像奥州十首」について | 11 |
鈴木淳 | 定家「花も紅葉もなかりけり」の歌とその解釈 | 25 |
岩佐美代子 | 音楽史の中の京極派歌人達―琵琶・箏伝授系譜による考察― | 37 |
第36号 | ||
浜口俊裕 | 公任集81〜84番歌詠歌年時と藤壺瞿麦卯合の主催者について | 1 |
新井栄蔵 | 「古今抄別本」の諸本とその三木三鳥の伝とについて―古今伝授史私考― | 10 |
辻森秀英 | 江戸派歌風の系譜 | 15 |
今西幹一 | 佐藤佐太郎短歌に於ける比喩表現 | 25 |
第35号 | ||
川村晃生 | 能因の旅―陸奥下向前後― | 5 |
柏木由夫 | 堀河百首をめぐって―藤原仲実・源顕仲・源俊頼の百首歌― | 14 |
坂本真理子 | 『中古六歌仙』について | 25 |
井上豊 | 綾足の「片歌草枕」 | 36 |
第34号 | ||
村田正博 | 柿本朝臣人麻呂が羈旅の歌八首 | 1 |
鈴木佳与子 | 『大和物語』の右近 | 13 |
森本元子 | 西本願寺本兼盛集の佚名家集―その性格と作者― | 24 |
岩崎礼太郎 | 建保三年内大臣百首の定家の寄名所恋の歌における主情的表現 | 43 |
第33号 | ||
棚木恵子 | 万葉集巻頭歌の意味するもの | 1 |
楠橋開 | 三百六十番歌合差し替え考―天理図書館蔵本の具備する目録をめぐって― | 10 |
川平均 | 『長綱百首』伝本考―付・本文翻刻― | 24 |
山本嘉将 | 奥村純徳の歌風について | 37 |
第32号 | ||
山崎正伸 | 『大和物語』作者試論 | 1 |
橋本ゆり | 大斎院前の御集の本文について―復元の試案― | 14 |
川村晃生 | 能因法師論への一視点―光孝源氏歌人との交友について― | 23 |
千葉義孝 | 源頼実とその家集 | 33 |
第31号 | ||
井上宗雄 | 左京大夫道雅について | 1 |
福崎春雄 | 藤原清輔朝臣集について―伝本を中心にして― | 13 |
松野陽一 | 寿永百首について | 25 |
錦仁 | 藤原定家の本歌取―「伊勢物語」歌との関係― | 36 |
第30号 | ||
森本元子 | 斎宮女御集「小島切」本文考 | 1 |
西村真太郎 | 自撰私家集の一様相再論―流布本赤染衛門集大江為基歌群構成論― | 12 |
小沢正夫 | 拾遺古今についての憶測 | 23 |
八嶌正治 | 初期為兼の世界 | 31 |
第29号 | ||
菊地靖彦 | 躬恒・忠岑・伊衡問答歌について | 1 |
新藤協三 | 前田家本元輔集考 | 9 |
齋藤彰 | 兼好自撰家集の考察―改編過程と構成意識― | 20 |
辻森秀英 | 近世末地方歌壇の様相について―類題和歌集と地方歌壇の関係― | 31 |
第28号 | ||
森本元子 | 斎宮女御集の一歌群をめぐって | 1 |
熊谷直春 | 秘閣における源順―後撰集と古点作業完成の時期― | 13 |
杉崎重遠 | 続古今集一八三九番の詞書について | 20 |
西澤雅人 | 顕昭考―仁和寺入寺をめぐって― | 32 |
山根巴 | 憲吉短歌における字余りについて | 43 |
第27号 | ||
平野由紀子 | 朝忠集原形の成立と増補過程の考察 | 1 |
水野隆 | 歌人藤原輔尹 | 13 |
鹿目俊彦 | 藤原定成に就いて―特に伏見天皇即位後の歌壇を背景にした文学活動を中心に― | 25 |
第26号 | ||
小関清明 | 鹿持雅澄の「幡多日記について」*講演録 | 1 |
紫藤誠也 | 古今和歌六帖と和漢朗詠集 | 10 |
増淵勝一 | 和歌六人党伝考―藤原経衡伝を中心として― | 26 |
糸賀きみ江 | 西行と古今集雑歌 | 35 |
岩佐美代子 | 後嵯峨院大納言典侍考―定家「鍾愛之孫姫」の生涯― | 45 |
杉崎重遠 | 続古今集一八三九番の詞書について | 56 |
佐藤恒雄 | 続古今集竟宴記をめぐって―資季卿記・資平卿記の紹介と二三の問題― | 64 |
山根巴 | 憲吉短歌における已然形止めについて | 73 |
第25号 | ||
瀬古確 | 古今集読人しらずと万葉集 | 1 |
奥村恒哉 | 和歌童蒙抄所引の古今六帖―「古今六帖拾遺」補正― | 11 |
山口博 | 菅原道真の万葉集綜緝 | 17 |
熊本守雄 | 歌僧 | 27 |
蔵中スミ | 曾丹集の一つの問題―曾禰好忠作百首和歌といわゆる源順作百首和歌― | 36 |
大井洋子 | 散木集内の二首をめぐって | 48 |
久保田淳 | 勅撰集と私家集―平安後期の場合― | 56 |
第24号 | ||
青木生子 | 和歌史における三人の女歌人*講演録 | 1 |
安田章生 | 定家と西行と茂吉と*講演録 | 5 |
杉山重行 | 月詣和歌集の考察―歌人構成・入集資料中心として― | 14 |
桑原博史 | 「源家長日記」抜書本をめぐって | 24 |
第23号 | ||
山崎敏夫 | 近代短歌発生と成立 | 1 |
平田喜信 | 和泉式部集の一考察―集内の重出現象をめぐって― | 5 |
松原多仁子 | 定家の歌論とその実践―風体論・本歌取論に関して― | 20 |
稲田利徳 | 「畠山匠作亭詩歌」の諸本と成立について | 33 |
第22号 | ||
片桐洋一 | 拾遺和歌集の組織と成立―拾遺抄から拾遺集へ― | 11 |
山木幸一 | 西行の地獄絵連作歌について | 21 |
岩佐美代子 | 永福門院百番御自歌合の成立と性格 | 30 |
萩谷朴 | 所謂“伝寂然筆自家集切”は具平親王集の断簡か | 40 |
第21号 | ||
市村宏 | 瑪瑙と翡翠―出雲と越― | 1 |
杉谷寿郎 | 承保三年本後撰和歌集考 | 11 |
片野達郎 | 西行『聞書集』の「地獄絵をみて」について | 23 |
杉崎重遠 | 続古今集一八三九番の詞書について | 40 |
第20号 | ||
杉谷寿郎 | 承保三年本後撰和歌集考 | 1 |
安井久善 | 九条家と同家百首和歌 | 13 |
久保田淳 | 「新儀非拠達磨歌の時代」続考 | 23 |
佐藤りつ | さよひめ伝説考 | 33 |
第19号 | ||
杉崎重遠 | 続古今集一八三九番の詞書について | 1 |
八嶌正治 | 新古今時代に於ける良経の意義 | 8 |
森本元子 | 越部禅尼消息試論 | 14 |
第18号 | ||
稲岡耕二 | 「吾八思益」考―両用仮名の訓をめぐって― | 7 |
後藤祥子 | 源経信伝の考察―公任と能因にかかわる部分について― | 16 |
八嶌正治 | 新古今時代に於ける良経の意義 | 26 |
山木幸一 | 朗詠詩句と西行和歌 | 33 |
第17号 | ||
奥村恒哉 | 平安朝の後撰集 | 1 |
杉崎重遠 | 続古今集一八三九番の詞書について | 9 |
森本元子 | 殷富門院大輔考 | 16 |
久保田淳 | 権律師玄覚について―中世の一万葉研究者に関する考察― | 30 |
第16号 | ||
佐佐木信綱博士小伝 | 1 | |
五味智英 | 持統吉野行幸について | 3 |
田尻嘉信 | 曾禰好忠集の諸本研究序説―曾丹集切および尚書禅門本の系譜を中心として― | 18 |
福田秀一 | 私撰和歌集研究序説 | 27 |
第15号 | ||
山本嘉将 | 「あしわけをぶね」考 | 1 |
森本元子 | 私家集研究第一輯所載「俊成卿女集の形態と成立」補正 | 13 |
井上宗雄・松野陽一 | 静嘉堂文庫蔵「正治二年俊成卿和字奏状」 | 19 |
藤岡武雄 | 〈新資料〉斎藤茂吉と一族の書簡―青山脳病院創建の事情― | 23 |
和歌文学会編 | 中世私撰集解題 | 37 |
第14号 | ||
特集「和歌は現在どう生きているか」 | ||
扇畑忠雄 | 現代短歌考察の一前提 | 1 |
大久保正 | 短歌は現在どう生きているか | 4 |
川口常孝 | 短歌はどのように現代に生きているか | 6 |
目加田さくを | 和歌は療養所に生きている | 8 |
安田章生 | 和歌史の谷間 | 10 |
窪田章一郎 | 現在和歌は生きているか | 12 |
上野理 | 藤原通俊 | 19 |
森本元子 | 実国集と師光集―原型および成立の推定― | 26 |
島津忠夫 | 松花和歌集続攷 | 38 |
福田秀一 | 「勅撰作者部類」補正若干 | 43 |
和歌文学会編 | 中世私撰集解題―私家集を書名とする私撰集― | 48 |
第13号 | ||
杉谷寿郎 | 公忠集小考 | 1 |
松野陽一 | 千載集の撰集意図について―歌合歌の入集状況を素材として― | 8 |
久保田淳 | 家隆家集の諸本とその伝来について | 16 |
樋口芳麻呂 | 資慶卿口授・光雄卿口授の筆録者について | 28 |
橋本不美男・井上宗雄・福田秀一 | 先代御便覧目録 | 46 |
第12号 | ||
特集「和歌をかく評価する」 | ||
伊藤嘉夫 | 短歌の評価 | 1 |
臼田甚五郎 | 歌人の運命はしがき―現代を超えて、民族詩の伝統に立て― | 4 |
片桐顕智 | 短歌雑感 | 8 |
木俣修 | 現代短歌の評価 | 10 |
釘本久春 | 定家―その詩的イメージの明確さ― | 14 |
武川忠一 | 近代短歌の骨格 | 16 |
江湖山恒明 | しぬふ | 22 |
村瀬敏夫 | 藤原実方について―永安の一貴族として― | 20 |
第11号 | ||
橋本達雄 | 人麻呂歌集と人麻呂作との関連 | 1 |
山口博 | 檜垣嫗集の虚構 | 5 |
鈴木栄子 | 清輔本古今和歌集小考 | 10 |
森本元子 | 三井寺切頼政集の本文資料的意義 | 18 |
田尻嘉信 | 述懐の歌について―「有心」との関連― | 27 |
橋本不美男・井上宗雄・福田秀一 | 砂巌目録 | 38 |
第10号 | ||
杉崎重遠 | 後撰集一一八八番の詞書をめぐって | 1 |
萩谷朴 | 歌合の偽証本について―所謂「呂保殿歌合」「桜柳合」「四条宮春秋歌合」など | 11 |
井上宗雄 | 堯憲・堯恵・円雅・常縁―常光院堯孝の門流― | 20 |
第9号 | ||
内田暁郎 | 万葉における古歌の踊詠 | 1 |
乗岡憲正 | 物名歌をめぐって―その担ひ手たち― | 6 |
橋本不美男 | 四条宮下野伝の考察―四条宮下野の研究・其の二― | 12 |
山崎雪子 | 西行上人の歌―その「細み」について― | 22 |
藤平春男 | 新勅撰和歌集の歌風をめぐって | 25 |
高橋良雄 | 近代短歌の行書きの発生について | 32 |
第8号 | ||
森本元子 | 歌人源頼政とその家集 | 1 |
保坂都 | 「安芸」小考 | 12 |
田尻嘉信 | 新古今集に於ける色彩感 | 18 |
滝沢貞夫 | 用語から見た万葉・古今・新古今 | 24 |
山口博 | 藤六集考 | 37 |
第7号 | ||
清田秀博 | 日本書紀の童謡「吉野の鮎」について―上代送葬歌の一首か― | 1 |
鈴木正彦 | 万葉集の松の歌 | 7 |
堀内民一 | 吉野万葉の風土―鳥の歌を中心として― | 14 |
宮地崇邦 | 仏足石歌体と短歌体 | 20 |
尾畑喜一郎 | 神楽歌「磯良崎」をめぐって | 26 |
村瀬敏夫 | 村上天皇と梨壺の五人 | 31 |
山口博 | 藤原輔相について | 37 |
戸谷三都江 | 小大君集の作歌年時について | 40 |
樋口芳麻呂 | 続後撰和歌集伝本考 | 46 |
井上宗雄 | 南北朝歌壇の推移と冷泉為秀 | 52 |
松田好夫 | 「みだれ髪」及びその歌の変貌―再版の存否、重版、印刷面の問題と共に― | 57 |
松本幸 | 啄木短歌における“死”と“生”の問題 | 63 |
第6号 | ||
江湖山恒明 | 万葉集四七番の作品における「葉」の表記 | 1 |
青木生子 | 人麿の恋愛歌の意義 | 12 |
中塩清臣 | 「五月待つ」考 | 23 |
関根慶子 | 顕昭と散木奇歌集 | 33 |
久保田淳 | 『信実朝臣家集』と『八雲一言記』―その基礎的問題に関して― | 40 |
第5号 | ||
鵜殿正元 | 万葉集に見える土の進行 | 1 |
小沢正夫 | 紀貫之の仮名文について―古今集序の研究の一環として― | 6 |
丸山嘉信 | 限定叙法の一表情―「弱りもぞする」をめぐって― | 12 |
樋口芳麻呂 | 新勅撰和歌集伝本考 | 16 |
島津忠夫 | 道因法師考 | 24 |
久保田淳 | 藤原信実試論 | 29 |
福田秀一 | 歌人としての源承 | 34 |
井上宗雄 | 新続古今集の撰進をめぐって―中世における飛鳥井家の歌壇的地位― | 38 |
藤平春男 | 景樹歌論の近世的限界について | 43 |
阿部正路 | 幕末和歌に於ける士族意識 | 48 |
宮城謙一 | 新聞投稿歌欄の調査 | 53 |
第4号 | ||
佐山済 | 新古今集と中世文学 | 1 |
萩谷朴 | 「類聚証」偽書説 | 12 |
井上宗雄 | 真観をめぐって―鎌倉期歌壇の一側面― | 21 |
林勉 | 「長夜」考―万葉集の季節感に関連して― | 29 |
村田通男 | 万葉集の霞と霧 | 38 |
第3号 | ||
市村宏 | 迯水・帚木・遠けども見ゆとふ面影 | 1 |
尾崎暢殃 | 淡海歌の発想 | 9 |
賀古明 | 「葦垣」考 | 18 |
内野吾郎 | 詞書と左註と―歌物語成立の一つの道― | 28 |
奥村恒哉 | 古今集仮名序の本文について―俊成本の発展と定家本― | 34 |
村瀬敏夫 | 古今集奏上年代考 | 40 |
関みさを | 配列の上から見た古今集雑歌 | 44 |
阿部正路 | 盲目物語論―歌の円寂する時をめぐって― | 47 |
国田百合子 | 上代歌謡に現れた辞「や」について―記紀歌謡・琴歌譜を中心として― | 54 |
第2号 | ||
斎藤清衛 | 短歌表現と論理性―秋篠月清集の特長― | 1 |
佐佐木信綱 | 万葉集と天平時代 | 7 |
創刊号 | ||
佐佐木信綱 | 落合・与謝野・正岡君の追懐―昭和三十年十一月二十六日、國學院大學大講堂にて― | 1 |
池田勉 | 人麿の方法 | 6 |
佐伯仁三郎 | 古代和歌における叙情用語の変遷 | 10 |
佐山済 | 六歌仙の問題 | 16 |
中塩清臣 | 檜垣嫗集の基底 | 19 |
保坂都 | 伊勢大輔集の伝本研究 | 26 |
稲賀敬二 | 弁乳母について | 33 |
臼田甚五郎 | 津守の人々 | 35 |
小松操 | 教訓風な和歌 | 40 |
藤平春男 | 百人一首雑談の歌論について | 45 |
阿部正路 | 終焉の文学―釈迢空を繞つて | 51 |
戸谷高明 | 万葉集二五番「天皇御製歌」 | 56 |
扇畑忠雄 | みちのくのまののかやはら | 60 |